波と書

波を愛し、六本木住まいを捨て、湘南へ。そんな人間の思索の記録。

真の欲求を見極める

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毎晩潮風にあたりにいくと、日中の雑念がするすると洗い流されていき、とてもとてもさっぱりする。

そして、自問自答する。
今の自分が心の底から欲しいものは何だろうかと。

人間、本当に欲するものを追いかけるとき、誰かに嗾けられるのとは次元の違う莫大なエネルギーを発露することができる。

だからこそ、本質的に心の底から欲している事柄を明確にするべきなのだ。そこさえ意識することができるなら、あとは戦略戦術戦法が忠実なしもべとして欲求を追いかけてくれる。

この順序が大切。

如何に凄そうな戦略戦術戦法も、従うべき主が不在では、前進ということを観念できないのだから。もしくは、手段の目的化に邁進することが目に見えている。

夜の湘南の潮風が、毎日僕の頭を冷やしてくれる。そして、今日と明日の連続性を改めて意識させてくれる。どれだけ進捗したかも自ずと捉えられる。

そんな静かで、だけど内に秘めた熱に触れられる時間が好きだ。